認知行動療法

「治ったら○○しよう!」という目標はバテる

stepup

こんにちは、まーるです。

(音声版はこちら↓)

「治ったら○○しよう!」という目標を立てる事は少なくないと思います。
だけどその時「でも治るのいつになるんだろう?」という疑問も同時に浮かんでくるんじゃないかと思うんです。

そう、「治ったら○○するぞ!」という目標は案外持続性が無いような気がするのです。
それどころか「それっていつになるんだよ」というセルフツッコミと共に、ちょっと落ち込んでしまう事すらあるのじゃないかと。
「治ったら…」というのは、考えてみれば抽象的ではありますよね。

かくいう私は、当時どんな風に目標を立てていただろう。
思い返してみると、案外具体的だったような気がします。

例えば「20分お散歩できるようになったら、車に15分乗ってあの堤防に行ってみよう」とか。

例えば「お出かけができるようになってきたら、短期バイトしてみよう」とか。

例えば「各駅電車が乗れるようになってきたら、長距離バスに乗ってみよう」とか。

これって段階的に不安を克服していくという「不安階層表」のやり方を彷彿とさせる部分もあって、基本的には私も不安階層表を作って認知行動療法をやっていたので、その影響もあって何かと小刻みに目標設定するのがクセになっていたのかもしれません。

参考エクスポージャーの目標設定

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目標を小刻みに設定していくことのメリットの一つに「予期不安もパニック発作も出て当たり前」という点があると思うんですよ。
これってデメリットのようで、実はメリットですよね。

目標が「治ったら…」ではなくて「ここまでできるようになったら…」なので、その時点ではあくまでも回復への道半みちなかなわけで、つまり予期不安もパニック発作も出て当たり前なんですよね。

だから不安や発作が出たとしても「治ったと思ってたのにどうして…?」という何とも悔しい気持ちにならなくていいわけなんですよ。
これはメンタル的にけっこうメリットなのじゃないかなーと。
ガッカリしたり落ち込んだりするような事が続くと、やっぱりしんどいし心も折れてしまいますから。

目標を小刻みに設定する。
そして、「まだ回復に向かっている途中だから、不安も発作も出て当たり前」だと心得る。

これが治療中の時にストレスを溜めないコツなのかもしれないなーと、案外そんなふうに思ったりします。

管理人まーる

パニック障害を克服した元商業ライター現医療機器系OL | 上級心理カウンセラー(民間)| 80年代生まれ | 旅行大好き | 乗り物・フルタイムのお仕事OKすこぶる元気 | 服薬・通院はしなかったためお薬には疎い

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