パニック障害の治し方

ネガティブ期の行動は事前に決めておこう

こんにちは、まーるです。

(音声版はこちら↓)

ネガティブな波って、やってくるじゃないですか。
なんかすごく落ち込むなーって時。全然やる気が出ないとか、ポジティブのポの字も思い浮かばないなとか。

疾患の有無に関わらず、ホルモンの兼ね合いなんかで誰にだってそういう波はあると思うんですね。男女ともに。

そういう時って「人生終わった」とか「どん底だー」とかいう気持ちになるんだけど、あくまでも波なので。いずれ時間とともに自然と引くわけです。
それぐらい、ネガティブ期に浮かぶ絶望感って根拠がない理由がない

そんな根拠のないネガティブ思考に任せて、行動を決定するのはマズいんです。その時感じている悲壮や絶望は一時的なものであって、ある種まやかしみたいなものだから。どうしてもトンチンカンな行動をしてしまう。

だから、あらかじめ決めておくといいんです。

ネガティブの波が引いたら、落ち着ける期間もやってきますよね。身体的にも、こころ的にも。
そういう比較的冷静な時に、「ネガティブな時にはこれをやろう」というのをあらかじめ決めておくんです。

私はパニック障害が完治してかれこれ3年以上経つんですけど、やっぱりネガティブな波は普通にくるんですよ。ホルモン的に。
私の場合は大体それが排卵期にやってきます。体調も崩しがちだし。

そういう時はもう何も考えず、ひたすらおもしろ動画を見るって決めています。YouTubeなんかで、推しのチャンネルを見てひたすら笑う。

一方めちゃくちゃ泣きたい気分になったりもするので、そういう時は感動系の漫画や映画を見たりします。で、思いっきり泣く。
悲しい話はネガティブに拍車をかけちゃうので、ハートウォーミング系のやつでね。ワンワン泣くようにしています。

ネガティブなのって、本当に波ですからね。ただの。

どれだけ悲観的になって「もうこれしかない!」という極論に到達したとしても、波が引いたらまた変わるんですよ。冷静になってみると、何でこれしかないって思ったんだろうというね。他にも選択肢は色々あるのにって。

だから、ネガティブ期には何も決断しないことです。判断力が一番落ちる時期ですから、ろくな答えが出ません。

決めておきましょう。比較的リラックスできて冷静だなって思える時期に。ネガティブ期にはこれをやる、というのを。
そして、ネガティブな波がきたら、必ずそれをやる。それがいいと思います。

個人的には、やっぱり笑うか泣くかがシンプルでいいのかなと。
実際、笑うのも泣くのもストレス解消に有効だそうですから。

同じストレス解消でも、笑うのと泣くのとではジャンルが違うらしいですよ。
笑うのは「元気が出る」方向のストレス解消で、泣くのは「スッキリする」方向のストレス解消なんですって。

だから両方やるのがいいんじゃないかなと思います。
まあ、あれですね。ネガティブ期に限らず日頃からたくさん笑ったり泣いたりして、こまめにストレスを抜いていくのが一番いいのかもしれませんね。
(おわり)

管理人がクリニックの先生にオススメしてもらった本。パニック障害の基礎情報と治し方を知るのに最適です。

管理人まーる

パニック障害を克服した元商業ライター現医療機器系OL | 上級心理カウンセラー(民間)| 80年代生まれ | 旅行大好き | 乗り物・フルタイムのお仕事OKすこぶる元気 | 服薬・通院はしなかったためお薬には疎い

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