パニック障害の治し方 – 認知行動療法とは

パニック障害・不安障害の基本情報は、以下の記事にまとめています。

まず先にそちらから読み進められる事をおすすめしています。

パニック障害・不安障害の回復に向けて

パニック障害から回復するためには、「認知行動療法」という心理療法が最も有効だと言われています。

認知行動療法とは

認知や行動の偏りをバランス良く治す事で、精神由来の諸症状を改善していく治療法です。

認知行動療法は、臨床実験において薬物療法と同等あるいはそれ以上の高い効果が示されており、日本では既にうつ病に対して健康保険の適用も認められています。

さらに認知行動療法のメリットとして、再発率の低さが挙げられます。ネガティブなものの見方を根本から改善していく治療法なので、ストレスに対処する能力が養われ、心の状態が再び悪くなるような事を防止できるというわけです。

認知行動療法の効果を実感するまでには、ある程度の手間と時間がかかります。しかしそれを補って余りある効果が見込めますし、何より副作用のようなデメリットがありませんので、あまり難しく考えずにまず試してみられる事をおすすめします。

認知行動療法の良いところ

  • 薬物療法と同等もしくはそれ以上の高い効果がある
  • 一度回復したら、再発する確率が低い
  • 金銭的負担が少ない
  • 副作用がない

さて、ではパニック障害から回復するためには、実際にどのような認知行動療法をやっていけばよいのでしょうか。

パニック障害・不安障害の認知行動療法

パニック障害では、本来なら危険を感じる必要のない状況で無用の不安を感じてしまい、それに伴って息苦しさやめまいなどいった身体症状や、「死んでしまうのではないか」という強い恐怖感に襲われます。

ですから、「ここへ行ったら発作を起こしてしまうのではないか」「発作を起こしたら死んでしまうのではないか」「自分をコントロールできなくなるのではないか」という誤った認知を、いくつかの訓練を通して修正していく事が、パニック障害・不安障害における認知行動療法となります。

訓練を進めていくと、パニック発作の際に感じるさまざまな不安感、恐怖感が実際に現実のものになる事はないのだという事が分かってきます。

例えば「死んでしまうのではないか」と思ったとしても、パニック発作で実際に死んでしまうような事は決してありません。

また「発作を起こしてしまうのではないか」と思ったとしても、発作というものの実態さえ理解すれば、発作自体を予防したり緩和したりする事もできるようになります。

認知行動療法の3つの訓練

認知行動療法の訓練は、具体的に次の3つに集約できます。

  1. パニック発作の症状をコントロールする
  2. 不安のせいで避けている状況にあえて直面する
  3. 不安や恐怖を掻き立てる考え方に、誤解が潜んでいる事を知る

早速それぞれのやり方を、詳しく解説していきます。

管理人まー

管理人まー

↑Twitterやってます(@ok_daijobu) パニック障害がすっかり治ったアラフォー女です。 35歳の時、通勤電車内でパニック発作を発症。以来、不安、恐怖、息切れ、めまいなどの症状が日常的に現れるように。電車やバスに乗れない、スーパーのレジに並べないなどの『広場恐怖症』や、「またあの症状が出たらどうしよう」という『予期不安』に苛まれ、一時は仕事はおろか外出さえもままならない状態でした。その後少しずつ症状が改善していき、2年後にほぼ寛解。さらに1年後にはすっかり完治。 克服するためにいろいろ試した事や感じた事などを、このブログに綴っていこうと思います。 元商業ライター。現地方OL。

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