不安に慣れるってどういう事なの? 初心に帰って考える

こんにちは、あろはー。管理人まー、です。

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年末は四国の温泉旅館に1泊したのですけどもね。

やっぱり温泉って、いい。芯からあったまるって、いい。改めてしみじみしました。

しかし思えば温泉でほっこりするのも、旅館に宿泊するのも、長時間高速に乗るのも、パニック障害当時にはとても考えられないことでした。

大好きな温泉も、ドライブも、旅行も、もう二度とできないかもしれない。当時は本当にそう思っていましたから。

だけど今や、ほら。全然大丈夫。めいっぱい楽しめています。

だから今苦しんでおられる方も、また色んな事を心から楽しめるようになります。大丈夫です。

どれだけ悲観して絶望していても、明けない夜はないですから。いつか必ず朝は来ます。安心して大丈夫ですからね。

パニック障害はコレをやれば治る – 安心で安全な選択肢

今やパニック障害発症前と同じぐらい、いやそれ以上に旅行やら買い物やらが楽しくてしょうがない私ですが、実際のところ、私が完治に至るまでにやった事はこれだけです。

ばーん。認知行動療法。

食事療法、内服療法、運動もろもろ、特別な事は全然やっておりません。食事については発症以前からコンビニ食や冷凍食品、ファストフードをできるだけ避けるようにはしていて、それは今でもそうなのだけど、だからといって完全に排除しているわけでもなくて、食べたいぞと思ったら躊躇なく食べてます。無性にジャンクが食べたくなる時、ないですか。あるんですよ。生理前とか。

ともあれ。私は認知行動療法しかやっておりません。具体的には、「バスに乗る」「電車に乗る」「買い物に行く」「車に乗る」「高速道路に乗る」「宿に泊まる」などなどなど。

自分の苦手な場所やシチュエーション、「発作を起こしてしまうかも」という環境に繰り返し行ってみる。そして、徐々に不安を払拭していく、というやつです。

認知行動療法については過去記事にもいろいろ書いてます。よろしければ、ブログ内検索してみてください。

認知行動療法は、とかく気合がいります。

なんせ怖い。震えるほど怖い。だけど、不安や恐怖がそのままパニック発作に直結するわけじゃありません。

どんなに怖くても不安でも、呼吸さえコントロールしていれば絶対に発作には至りません。

その根拠は、こちらの記事にまとめています。呼吸法、最強です。

行動認知療法は時間がかかる分、治療効果が高い

認知行動療法の良いところは、治療効果が高く、さらに再発率が低いという点。

考え過ぎてしまう、ネガテイブ思考に囚われてしまうなどの思考や行動の偏りが自然と整えられる治療法なので、ストレスに根本から強くなります。

なので、完治してから新たなストレスや問題に出会っても、必然的にうまく対処できるようになるというわけで。(『自分で治す「社交不安症」』他参照)

自分で治す「社交不安症」 / 法研

おかげさまで、私も完治からそろそろ3年になろうとしていますが、再発の兆しは1ミクロンもありません。うはー。うれしい。

だからこそ行動認知療法を全力で推したい。ぜひぜひぜひ。

「行動認知療法って、いまいち飲み込めない」「なんだか難しい気がする」という声も時々聞くのだけど、ざっくり言うと要するに「慣れる」って事です。不安や恐怖を感じるシチュエーションに身を置いて、その感覚に慣れる。慣れるために、何度も繰り返す。

そして「慣れるってどういう事なのか」っていうのもまた、認知行動療法をやっていく中で自ら見つけていくものなんだろうと思います。

この「しんどさ」は特別なものなのか

例えば、少しお腹が痛くなったり、立ちくらみしたりするような事があると、何でもかんでも「もしや発作の前兆なのでは…」と思ってしまって、むやみに不安になったりドキドキしたりしていたんです、パニック障害当時は。で、そのままネガティブ思考まっしぐら。「発作を起こしたらどうしよう」とか「ここで倒れたらみっともない」とか、もう良からぬ事しか考えられなくなっちゃって、ますます体調が悪くなってしまう。

だけどね、結局考えすぎなんですよ、それって。

だって、パニック障害になる前にもその程度の体調不良はいくらでもありましたもの。何も特別なものじゃない。少なくとも発作の前兆なんかじゃない。(そもそも「発作の前兆」という概念はない。発作は呼吸を自らコントロールする事で予防できるものなので。)

「この腹痛、よくあるやつだな」「このめまい、たまにあるやつだな」っていう感覚を少しずつ取り戻していく。これがいわゆる「慣れる」って事なんじゃないかと。

一方、体調はバッチリだったはずなのに、電車に乗ろうとすると途端に不安になって冷や汗が出てきたり、動悸がしたり、くらくらしたりっていうパターンもありますね。いわゆる予期不安ってやつ。

この予期不安もまた何度も繰り返す事で、慣れる事ができます。ここで言う「慣れる」とは、つまり「不安でドキドキするけど、これは発作の前兆じゃないんだ」「ただ緊張しているだけなんだ」って事に気付く、そして確信する事。

「慣れ」を知る事、これすなわち認知行動療法。認知行動療法の肝は「慣れ」なのです。

そんなわけで。

パニック障害の治し方は、実にシンプル。時間はかかるけど、お金はかかりません。

認知行動療法のやり方は、関連本などに詳しく書いてありますので、一度読んでみられる事をオススメします。よければレビュー記事をご参照ください。

あんまり思い詰めず、マイペースで認知行動療法をやっていけば、いつのまにか夜明けがきます。私の場合は、そんな感じでした。

だから、みなさんもきっと大丈夫。

2020年も、ぼちぼちゆるっといきましょうねー。(おわり)

ここに記載の治療法や対処法は、あくまで個人的見解に基づいています。
効果の有無や程度は保証できませんので、ふーん、そういう事もあるんだねー、ぐらいの感じでご理解いただけると幸いです。

ブログ管理人の自己紹介とパニック障害の経緯などは、コチラより。
→「ごあいさつ


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管理人まー

管理人まー

↑Twitterやってます(@ok_daijobu) パニック障害がすっかり治ったアラフォー女です。 35歳の時、通勤電車内でパニック発作を発症。以来、不安、恐怖、息切れ、めまいなどの症状が日常的に現れるように。電車やバスに乗れない、スーパーのレジに並べないなどの『広場恐怖症』や、「またあの症状が出たらどうしよう」という『予期不安』に苛まれ、一時は仕事はおろか外出さえもままならない状態でした。その後少しずつ症状が改善していき、2年後にほぼ寛解。さらに1年後にはすっかり完治。 克服するためにいろいろ試した事や感じた事などを、このブログに綴っていこうと思います。 元商業ライター。現地方OL。

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