パニック障害の回復の鍵は「取り越し苦労の確認作業」

こんにちは、あろはー。管理人まー、です。

しわすですわよ。回文風味に言ってみました。なってないけど。

そんなこんなで、術後2ヶ月が経ちました。

あ、10月に腫瘍の摘出手術を受けたのです。詳しくはこちら。

初めての入院、初めての全身麻酔、初めての手術。いやーいくつになっても初体験というのはドキドキするもんです。

今回は、その後の体調の変化なんぞを備忘録として綴っておこうかと思いまして。

全身麻酔は身体のシャットダウン。再起動に時間がかかる

  • 手術前日: 胸に痛みを感じて近所の内科受診→急きょ紹介状を書いてもらって医療センターへ→入院
  • 手術当日: 内視鏡手術(5時間)→HCU(高度治療室)へ
  • 術後1日目: HCUから普通病棟へ
  • 術後5日目: 退院

手術翌日から幸い食欲だけはあって、病院の食事が美味しかったせいもあり、毎日残さずもりもり食べていました。

術後はずっと37度前半〜後半の微熱が続いていましたが、それ自体で辛いという事はありませんでした。

ただ、切開したところが痛かった。とっても。

肋骨の辺りを切開したので肺付近が全体的に痛くて、笑ったり咳したりするのですら痛かった。

でも、手術の影響で痰が出るもんで、それをがんばってゲホゲホして出さねばならないのですよ。痛かったなあ。

痛くて寝返りもうてませんでした。身体を起こすのも、こわごわ、ゆっくり、よっこいしょ、という感じ。

この肺付近の神経痛のようなものは、徐々に和らぎつつも術後1ヶ月近く続きました。

退院後はできるだけ毎日お散歩するようにしていました。

手術翌日から少し歩けたので、寝たきりだったのは実質手術の日1日だけなのだけど、なぜだか妙に体力は落ちていたのですよ。初めのうちは家の近所を30分歩いただけで疲れてしまうぐらい。

全身麻酔って、いったん身体の機能をシャットダウンするようなものだと誰かが言っていましたが、ほんとにその通りだなと。で、シャットダウンからの再起動が大変。PCも古くなるにつれて再起動に時間がかかるけれど、人間も同じなんだと思います。39歳の再起動、まあまあ時間かかりました。さらに歳を重ねるにつれ、手術ってますます大変になっていくんだろうなあ。しみじみ。

ラジオ体操の有用さに改めて気づく

リハビリに有用だったのがラジオ体操。

痛いからといって患部を動かさないでいると、筋肉が固まって余計に良くないと先生に言われ、退院してから毎日朝晩2回ラジオ体操をやっていました。YouTubeで動画拾って。

いいですよ、ラジオ体操。

しっかりと全身を動かすことで、患部の痛みも徐々にマシになっていきました。まあ、日にち薬的な側面もあったとは思いますが。

でも血流も良くなってポカポカするし、それほどハードな動きではないし、術後のリハビリにはもってこいだなあと思いました。ほんと。

で、術後ちょうど1ヶ月で仕事復帰。初日からフルタイム勤務。

まだ若干痛みがあったので、ちゃんと1日お仕事できるか不安だったのだけど、無事勤務できました。

仕事復帰以降は、さらに痛みも気にならなくなっていきました。

で今、術後2ヶ月とちょっと。

完全に術前の生活を取り戻しています。痛みもほとんどありません。

まだ切開の傷は残っていて、触ると神経痛のような痺れが少しあるのだけど、それも日ごとに和らいできていると思います。

ちなみに、自己免疫疾患の可能性も示唆されて経過観察中なのですが、今のところ症状は出ていません。

もろもろ順調でございます。ありがとうございます。

仕事復帰後の回復度に、パニック障害との共通点を見る

あ、それでパニック障害の時との共通点を見つけたんですよ。

「うわ、おんなじだ」と、個人的にけっこう得心がいったような気がするんです。

パニック障害で自宅療養していた頃、認知行動療法である程度自信をつけてから仕事復帰したんですけどね。復帰といっても2ヶ月限定のパートだったのだけど、それでもやっぱりすごく不安で。

だけどいざ実際に働き始めてみると、毎日それなりにやり過ごせて、日ごとに不安は無くなっていきました。

さらに自信がついて、症状も一気に回復へ向かっていったんです。

「一気に」と言うか、回復度をグラフで表した時に、その曲線がググッと上向いたという感じ。

今回も同じでした。

自宅療養して徐々に痛みも和らいで、体力も戻ったけれど、仕事復帰の時はまだそれなりに痛みもありました。だからやっぱり不安で。

だけど働き始めてみると、不安は吹き飛んで、さらに体調もググッと上向きに。

結局、パニック障害の時も今回も、不安はあっさりと杞憂に終わったんですよね。

私にとって「働く事」っていうのは、「ああ、あれもこれも取り越し苦労だったな」っていう事を日々確認していく作業みたいなもので。

通勤や勤務中や昼食や会議などの色んなタイミングで、それまで必要以上に不安に感じていた事を、一つずつとっぱらっていける。

不安が無くなってくると、不思議なもんで体調もぐっと上向くんですよ、これが。心と身体の相互関係って、つくづく不思議。

「杞憂を思い知る」事は、健康への第一歩

「仕事復帰するとグッと回復する」ってのはむしろ後付けで、大事なのは、その確認作業なんだと思うんです。「ああ、考えすぎだったな」「不安になりすぎてたな」「案外大丈夫だったな」っていう確認。

仕事となると、それなりにプレッシャーが大きい分、取り越し苦労を確認できるタイミングも増えて、よりいっそう回復を実感できるという感じなのかもしれません。

「仕事」じゃなくても、確認作業ができるシチュエーションはたくさんありそうですね。「通学」とか「お稽古」とか。何かこう、通って作業するような事。なんなら「旅行」もそうかも。

ともあれ「杞憂を思い知る」ってのは、精神衛生的にも、ひいては健康にとっても、非常に大切な事のような気がします。強く実感。

そんなこんなで、元気でやってます。

今年は初体験の年だったな。いろいろ刺激的だった。来年も初体験をスパイスに、楽しく愉快に過ごしていきたいもんです。(おわり)

ここに記載の治療法や対処法は、あくまで個人的見解に基づいています。
効果の有無や程度は保証できませんので、ふーん、そういう事もあるんだねー、ぐらいの感じでご理解いただけると幸いです。

ブログ管理人の自己紹介とパニック障害の経緯などは、コチラより。
→「ごあいさつ


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管理人まー

管理人まー

↑Twitterやってます(@ok_daijobu) パニック障害がすっかり治ったアラフォー女です。 35歳の時、通勤電車内でパニック発作を発症。以来、不安、恐怖、息切れ、めまいなどの症状が日常的に現れるように。電車やバスに乗れない、スーパーのレジに並べないなどの『広場恐怖症』や、「またあの症状が出たらどうしよう」という『予期不安』に苛まれ、一時は仕事はおろか外出さえもままならない状態でした。その後少しずつ症状が改善していき、2年後にほぼ寛解。さらに1年後にはすっかり完治。 克服するためにいろいろ試した事や感じた事などを、このブログに綴っていこうと思います。 元商業ライター。現地方OL。

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